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救急救命士
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

救急救命士(きゅうきゅうきゅうめいし、米Emergency Medical Technician(EMT)、英Emergency Medical Technician Paramedic(EMTP))は、救急患者に対して救急車で病院に到着するまでの間、医師の具体的、包括的指示のもとで救急救命処置を行うことが出来る名称独占の資格である。 プレホスピタルケア(病院前救護)の医療職として位置付けられる。 アメリカ合衆国などのパラメディック制度を手本としている。


救急隊の運用は消防であるため、救急隊員は搬送先である病院との連携は組織的には行われていなかった。また救急隊員にも医療行為は殆ど認められていなかったため、長年、救急隊は自他共に「運び屋」と揶揄された。 病院への到着前における救急医療の質の向上を目的として、1991年4月23日に救急救命士法が成立、同年8月15日に施行された。 全国の自治体の消防機関に配置される救急隊に、常時最低1名乗車させることを目標として、整備が進められている。


なお、同法の成立には、FNNスーパータイムの黒岩祐治キャスターが番組内の特集で、身をもって法律の不備を訴えたことが大きかった。


救急救命士を含む救急隊員が救急活動を行う上、その医学的質を保障する為に、各地域の医療圏毎においてメディカルコントロール体制の確立が前提となっており、整備が推進されている。


救急救命処置の中でも特に心肺停止状態の傷病者に対して行える処置として、特定器具を用いた気道確保、静脈路確保がある。 また、認定を受けた救急救命士のみであるが、2004年7月から気管挿管と、2006年4月よりアドレナリンの投与が可能となった。


救急救命士が活動する為の構造を有した救急車を高規格救急車という。


現在消防機関で活動している救急救命士の国家試験の受験資格取得の一般的な方法として


消防機関の救急隊員として救急業務に一定期間従事した後、指定養成機関で一定期間必要な知識技能を取得したもの
救急救命士法に基いた指定養成機関{大学(4年)・専門学校(2年以上)}で必要な知識技能を取得したもの
が挙げられる。その他特例として1991年以前に看護師の資格を有していたもの、看護師養成所に入学していたものも国家試験の受験が認められる。


目次
1 試験
1.1 試験科目
2 関連項目
3 外部リンク




試験
平成17年度までは、年2回(3月と9月)に行われていたが、平成18年度からは年1回(3月)となった。

試験科目
基礎医学(社会保障・社会福祉、患者搬送を含む。)
臨床救急医学総論
臨床救急医学各論(一)(臓器器官別臨床医学をいう。)
臨床救急医学各論(二)(病態別臨床医学をいう。)
臨床救急医学各論(三)(特殊病態別臨床医学をいう。)








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2006/10/05制作 2006/10/18修正