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■訪問介護員(ホームヘルパー)とは

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


訪問介護員(ほうもんかいごいん、英Home Helper)は、訪問介護を行う者の資格の一つで、都道府県知事の指定する訪問介護員養成研修の課程を修了した者をいう。介護保険法第7条の6において「その他厚生労働省令で定める者」とされており、介護保険法施行令に定められている。かつては家庭奉仕員と呼ばれ、現在は一般にホームヘルパーと呼ばれている。 厚生労働省は2005年、介護に携わる者の資格を介護福祉士に一本化する方向を打ち出したが、需要に対し供給が全く追いついていない状況であり、2級以上のホームヘルパーの需要は依然として高い状況にある。




養成研修


訪問介護員の資格には1〜3級課程があり、1級課程修了者の継続養成研修を含め4種類の研修がある。3級課程の研修を行っている事業者は少なく、一般に2級課程から取得する者が多い。


2級以上を行っている事業所が少ない理由は、3級取得者は家事援助しか出来ないのに対し、2級取得者は家事援助に加え身体介護ができるなど仕事の幅が広いため、2級取得者の需要が多い。


課程 研修内容 受講対象者   時間
1級課程 チーム運営方式の主任ヘルパー等の基幹的ヘルパーの養成研修 2級課程修了者で、業務経歴の規定等を満たしている者 (研修機関の属する地方自治体により規定される)  230時間
2級課程 ホームヘルプサービス事業従事者の基本研修 ホームヘルプサービス事業に従事する者又はその予定者 130時間
3級課程 ホームヘルプサービス事業従事者の入門研修 勤務時間の少ない非常勤ヘルパー、福祉公社の協力会員、登録ヘルパー等としてホームヘルプサービス事業に従事する者又はその予定者 50時間
継続養成研修 1級課程修了者の資質の維持・向上に必要な研修 1級課程修了者 -




業務の内容


1級取得者‥事業所において「サービス提供責任者」として、後輩の育成指導、利用者とヘルパーとのコーディネーター等ができる。


2級取得者‥訪問介護において身体介護・家事援助ができる。2級取得後の一定のキャリアがあれば、「サービス提供責任者」もできる。また、老人施設においても、身体介護が出来る。


3級取得者‥訪問介護において家事援助が出来る。






研修
全国都道府県で行われ、日程は各都道府県で違う。


研修科目


ホームヘルパー 1級
講義
社会福祉関連制度とサービス、介護方法と技術、チームケアとチームワーク等
実技
ケアマネージメント技術、指導技術と介護技術の向上等
実習
痴呆性高齢者等処遇困難事例対応実習、デイサービスセンター実習、チーム運営方式業務実習、訪問看護同行訪問、在宅介護支援センター職員との同行訪問等


ホームヘルパー 2級
講義
福祉サービスの基本視点、社会福祉の制度とサービス、ホームヘルプサービスに関する知識、サービス利用者の理解、介護に関する知識と方法、家事援助に関する知識と方法、相談援助とケア計画の方法等
実技
共感的理解と基本的態度の形成、基本介護技術、ケア計画の作成と記録・報告の技術等
実習
介護実習、ホームヘルプサービス同行訪問、在宅サービス提供現場見学


ホームヘルパー 3級
講義
社会福祉に関する知識、ホームヘルプサービスに関する知識と方法等
実技
共感的理解と基本的態度の形成、介護技術入門等
実習
在宅サービス提供現場見学




高等学校における養成


高等学校の中には、ホームヘルパー資格の取得を目指した講座を開設し、専門的に教育を行う学校以外でも、普通科において3級あるいは2級の取得を目標とした科目を設定している所がある。


但し、社会におけるニーズとして2級以上を求める中、時間数の事情から3級で妥協している場合もある。このような学校においては、3級取得で目的が達成された「学校の特色を具現化した」として歓迎される風潮があり、現場との認識の格差が生じている。

■ホームヘルパー2級とは?

出典:シカトル

ホームヘルパー2級とは、介護保険法で定められたケアマネジャーが作成する「ケアプラン」に沿って、要介護認定を受けた在宅の高齢者や障害者を訪問して、調理などの家事や身体の介護など生活全般のサービスを提供するホームヘルパーの基礎的資格です。

国が定めたホームヘルパー養成研修132時間(講義60時間、実技42時間、実習30時間)を修了すれば取得可能な資格で、試験はありません。 資格を取得するまでの受講期間は1ヶ月〜3ヶ月程度。

また、ホームヘルパーの実務を3年経験すると介護福祉士の受験資格が得られ、国家試験に合格すると介護福祉士になれます。
講座の受講料金は、平均9万円前後です。

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介護職員のレベルアップや地位向上のために、将来的に介護職員は介護福祉士資格を取得することが基本要件になると言われています。移行期間中は「介護職員基礎研修」という500時間におよぶ研修を受ける必要がありそうですが、ホームヘルパー2級資格をもっていると、この研修のうち150時間が免除されると言われています。

さらにホームヘルパー2級資格を取得して1年以上就労した場合、210時間免除されると言われています。今年度中にホームヘルパー2級資格を取っておくと、有利になりそうです。(詳細については現在厚生労働省で検討中ですので、上記内容に変更がある可能性があります。)

ホームヘルパーの主な仕事内容

身体介護 生活支援
清拭(体を拭く)・洗髪 
入浴介助
排泄の介助
食事の介助
衣類の着脱
車椅子介助・通院介助
食事の支度・介助
衣類の洗濯・補修
掃除・整理整頓
生活必需品の買い物   など

ホームヘルパーの主な就職先

福祉施設(老人保健施設や養護老人ホーム等の介護スタッフ)、病院・医院:医療機関の院内ヘルパーとして、在宅介護事業所、登録ヘルパー 、ボランティア団体など。
1軒あたり約30分程度で利用者宅を訪問し、おむつ交換や安否確認など最小限のサービスを行う「24時間巡回型」と、1軒の利用者宅に1〜3時間程滞在して、食事の支度や掃除などの日常生活における全般的なサービスを行う「滞在型」の2つに分かれます。

ホームヘルパーの雇用形態

非常勤と呼ばれるパートやアルバイトと、常勤と呼ばれる正社員などがあり、非常勤はホームヘルパーの派遣事業所などに登録して仕事を紹介してもらう登録制のヘルパーです。給与は資格、経験などによって幅があります。
常勤ヘルパーは、ヘルパーの派遣先やスケジュール管理を行うコーディネート業務や、「24時間巡回型」のお仕事が中心となります。
給料は雇用形態にもよるが、ほぼ公務員並みです。

ホームヘルパー2級講座はどこで受講できるの?

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■ホームヘルパー1級とは?

出典:シカトル

ホームヘルパー1級とは、ホームヘルパー2級の上級資格で、事務所の主任ヘルパーなど、中心的なヘルパーなどが取る資格です。2級ホームヘルパーよりさらに実践的な内容の学習となります。
受験資格は基本的に現役の2級ヘルパーとして実務経験一年以上かつ業務従事日数が180日を越える方が対象になります。講習時間は230時間です。
看護婦や准看護婦、介護福祉士などの資格保持者がヘルパーとして勤務するときはホームヘルパー1級の資格に準ずるものとされます。
介護福祉士よりホームヘルパー1級の方が短い期間で試験も無く、手軽に取得できるので、できるだけ短い期間でサービス提供責任者から実務経験を積んでケアマネジャーへ、といったキャリアアップを考えているなら、1級取得で充分かもしれません。

ホームヘルパー1級の主な仕事内容

仕事内容はホームヘルパー2級修了者と変わりません。しかし1級修了者は、2級よりは常勤や正社員で雇用してもらいやすく、また、ホームヘルパー2級修了者であれば3年の実務経験がないとなれないサービス提供責任者(利用者宅を訪問するホームヘルパーを指導・統括する仕事)に、実務経験がなくてもなることができます。

ホームヘルパー1級の主な就職先

訪問介護事業所、特別養護老人ホーム、老人保健施設、民間の有料老人ホーム、認知症(痴呆)グループホーム、デイサービスセンター(通所介護)、療養型などの病院、身体障害者更生施設等の障害者施設など。

ホームヘルパー1級講座はどこで受講できるの?

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■ホームヘルパー3級について

入門編である3級は、50時間の講習を受けると認定されます。講習の内容は、座学での講義が25時間、お互いを要介護者に見立てた実技講習が17時間、在宅サービス提供の現場を見学する実習が8時間の計50時間。3級の講習を実施する事業者や学校は減りつつあり、主に自治体が中心になって行っています。

介護保険の制度上は、今のところ3級でもホームヘルパーとして働けますが、事業者が募集しているのは2級以上がほとんど。実際3級は、家庭で家族介護に携わる人や、介護の仕事を少しのぞいてみようという人に向けた講習で、これを受けただけで仕事としてホームヘルパーをするのはほとんど無理。

3級を採用している事業者は、社内で研修をしたり、慣れるまでは要介護者の体に触れることのない「家事援助」サービスの仕事だけを任せたりしているようです。

出典:All About

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2006/10/22制作